本日から四日間、NHKで放送されているニッポンの里山のロケハンを務めることになりました。西表島で一番古い集落に住んでいる石垣金星おじぃのインタビューから撮影は始まり、昔ながらの稲作農法と道具を使う金星おじぃの作業風景の撮影シーンです。側から撮影を見ていると金星おじぃがインタビューされている姿は西表島の古き文化と血脈が残っているのをひしひしと感じます。
田んぼにいるムラサキサギを撮影しているところです。『ダーウィンが来た!』と『ワイルドライフ』のカメラマンも担当されている方がサギを撮影しているのですが、生き物の警戒心の解き方や自然な撮影環境への心遣いと準備はとても勉強になります。さすが自然動物撮影のベテランカメラマンです。僅かしか使われないであろうシーンも手間を惜しまず撮影する姿勢があれだけの貴重なシーンを撮り番組を面白くしているのだと思いました。実際『ダーウィンが来た!』や『ワイルドライフ』では狙った生き物を撮影するとき何日間も動かず張り込むこともあるそうですが、それでも駄目な時もよくあるとか(^-^;ほんの数秒の映像の為に一週間かけるとかは当たり前で今度からNHKの自然動物番組を見るときは目が変わります。ちなみに『ダイオウイカ』はNHK史上最高のスクープだったそうです(^-^)